暖かくなり、子どもたちの服装も冬物から春夏物へと変わるタイミングですね。
赤ちゃんや小さなお子さんの衣類は、すぐにサイズアウトしたり、おさがりやプレゼントでどんどん増えたりと、収納に頭を悩ませるママ・パパも多いのではないでしょうか?
洗濯の回数も多く、整理整頓が追いつかない…そんなお悩みを解決するために、整理収納のプロが「手間をかけずにすっきり片付く衣類収納のコツ」をご紹介します!
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小さくて可愛らしい子供服ですが、一日に何回も着替えが必要なうえに、洗濯後の収納や管理に時間をとられがちです。さらに、成長が早いためサイズアウトも頻繁に発生し、こまめな見直しが欠かせません。
また、自分で購入した服に加え、おさがりやプレゼントなどでどんどん増えてしまい、気がつけば服の山…。きちんと管理していないと、「着せたかったのに、気づいたらサイズアウトしていた!」なんてことにもなりかねません。
こうした問題を防ぐために、出し入れしやすく、着せたいタイミングを逃さない収納のコツを押さえておきましょう!
(1)収納は7〜8割をキープ!
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収納スペースに対して7〜8割の量を目安に服を収めることが、管理のしやすさのポイントです。余裕があることで取り出しやすく、しまいやすくなります。
(2)ハンガー干しを活用しよう
洗濯物を干す際にハンガーを使っているご家庭なら、そのままクローゼットに掛ける収納がおすすめです。畳む手間が省けるうえ、どの服があるのか一目でわかり、毎日の洋服選びがスムーズになります。
(3)引き出し収納は「立てる&仕切る」
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引き出し収納をする場合は、衣類を立てて収納しましょう。重ねる収納よりもひと目で何がどこにあるかわかり、取り出しやすくなります。
「きれいに収納しても、1枚取り出すと他の服が崩れてしまう…」という悩みには、紙袋を活用するのがおすすめ!
•引き出しの高さに合わせて紙袋の口を折り込み、即席の収納ボックスを作成。
•仕切りができることで衣類が崩れにくく、アイテムごとの整理もしやすくなります。
•サイズが変わって収納しづらくなったら、紙袋を少し大きいものに交換するだけで調整可能。買い直しの手間が省けて経済的です。
(4)大きめの引き出しを活用
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「小さい服だから小さめの引き出しでいいかな?」と思いがちですが、できるだけ大きめの引き出しを使い、1段にまとめるのがおすすめです。ワンアクションで服を取り出せるので、忙しい朝もスムーズに準備できます。
(5)一度全部出して見直してみよう
面倒に感じるかもしれませんが、定期的に服をすべて出して見直すことが大切です。着せたい服をすぐに取り出せるようにすることで、日々の生活がより快適になります。
収納の工夫ひとつで、育児の負担がぐっと軽くなります。ぜひ、無理なく続けられる方法を取り入れてみてくださいね!
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PROFILE
西田 美保
アクティア株式会社が提供する家事代行サービス「カジタク」に所属。年間約500件のお客さま宅で、定期家事代行サービスを提供。現場で培った家事代行・整理収納サービスの経験を活かし、新人教育・研修トレーナーも担当。プライベートでは二児の母親として、自身の妊娠時、育児中には「たまごクラブ」「ひよこクラブ」を愛読。当時はまだネット情報も少なく、非常に重宝させてもらった経験がある。得意な家事は「ついで掃除」。時短も意識し、公私ともに「ゆとりある生活スタイル」を心がけている。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
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