4歳の女の子と1歳の男の子の2児の育児に奮闘中のDAIGOさん。最近の子どもたちとのかかわり方や、子育てをしていて感じたことなどについてインタビュー。DAIGOさんが子育てで大切にしていること、2人の子どもたちへの想いとは!? DAIGOさんは2025年8月12日発売の『後期のひよこクラブ』の表紙に登場しています。
4歳の上の子は、「すでに親を超えてきたな」って感じです(笑)
——最近の2人の子どもたちの成長の様子は? 驚かされたことなどはありますか?
DAIGOさん(以下敬称略) 下の子は元気いっぱいで、常に走り回っていますね。本能のまま動いているから、転んだりぶつけたりすることも多くて、まだまだ目が離せません。車や電車が大好きで、外で救急車やパトカーを見ると大興奮。教えたわけではないし、上の子はまったく興味を示さなかったので、“男の子あるある”のひとつなのかなって。
上の子はまだ4歳ではありますが、下の子と比べると話が通じるので、もうだいぶ大人っぽく感じます。弟の面倒を見てくれることもあるし、「あれ持ってきて」なんてお願いするとお手伝いもしてくれるから、戦力にもなっていて。あと、最近、僕からは出てこないような言葉や物の名前を知っているんですよ。幼稚園で覚えてくるようで。先日、「しりとりしよう。“り”からね」と言われたので、「“りんご”って言うかな」と思っていたら「りんどう」って。僕、“りんどう”なんてそうそう出てこないので、驚きました。すごいな、すでに親を超えてきたな!と思いました。
あと、今、ママのことが大好きで、ママのファッションやメイクに興味津々。ママにあこがれているような感じ。でも「いつか、子どもを産んで、ママになりたい?」って聞いたら、「子供産むの大変だからな〜」という回答で。4歳なのに、そんなところまで考えているのか!と(笑)
続きを読む
上の子はなんでも「ママがいい」で「パパ全盛期」が終わってしまいました
——DAIGOさんが得意なお世話はありますか?
DAIGO 上の子が幼稚園に行くようになって、お弁当を作るようになりました。下の子にも作るときは、卵焼きやウインナを小さく切ったり、ブロッコリーをやわらかめにゆでて。今、ちょうど手づかみ食べの時期なので、手づかみしやすいものも入れています。
あとは絵本をよく読んでいます。下の子は、絵本が大好きで、自分で読んでほしい絵本を持ってくるんですよ。でも、読み終わるとすぐ催促するから、同じ絵本を何度も何度もエンドレスに読み続けています(笑)
絵本は上の子にもよく読んでいたんですが最近はママブームなので、「ママがいい!」となることが多くて、僕の支持率は下降気味(泣)。「パパ全盛期」が早めに過ぎ去ってしまいました。まあ、それも成長なんでしょうね。ただやっぱり好かれたいので肩車とかしてポイント稼いでます(笑) 僕も子どもの成長とともに新たな気づきがあったりして、子どもと一緒に成長させてもらっているのかなと思います。
続きを読む
子どもたちの個性や好きなことを大事して育てていきたい!
——子どもたちにはどんなふうに育ってほしいと思っていますか?
DIAGO 「G(元気に)S(育って)H(ほしい)」。シンプルですが、ただ、それだけです。パパになってまだ5年ですが、子育てって親の思うようにいかないし、子どもは理想どおりには育たないのかな…って。なるべく子どもの性格や個性を感じとりながら、本人が好きなことを大事にしてあげたいな…と思いながらかかわっています。
子どもたちを見ていると、幼稚園や習いごとやら、昔より選択肢も多い分、いろいろやることがあって、僕が子どものときよりも忙しそうだな…って思います。だから、休みの日は、子どもたちのやりたいことをのびのびやらせてあげたいな…と。子どもたちに「どこに行きたい?」と聞いて、なるべくリクエストをかなえて、思う存分遊びにつき合うようにしています。
妻もそれは同じ考え。少し前、妻は上の子に「おたまじゃくしを捕まえたい」と言われて、一生懸命捕まえてくれたんですよ。たまたまその日は僕が予定があって、妻は連ドラの撮影中の貴重なオフだったのに頑張ってくれて。2時間かけて2匹捕まえていました。
あと、子どもたちは2人とも音感がいいような気がしています。歌っていると「音程がいいかも…?」と感じることが。上の子は歌を覚えるもの早いから、妻が出演しているドラマの主題歌を2回くらい聞いて覚えて歌っていました。妻と一緒に「覚えるのが得意かもね!」と盛り上がりました。妻もセリフを覚えるのが早いので、遺伝かな…と。
——もしかしたら、そのうち、歌手とか俳優とか、そういうお仕事をしたいと言い出すかもしれないね。
DAIGO そうですよね~。この間、妻の撮影現場に娘と一緒に行く機会があったんですが、同じくらいの年齢の子役がカメラの前でお芝居する姿を見て、「なんで、私はあっちに行けないの?」って聞くんですよ。「お仕事だから…」と言ったら、「なんで、私はお仕事できないの?」って聞いてくるから、「それはいろいろと事情が…」と説明に困りました(笑)。
あ、でも、この前、上の子に言われて、「それは無理!」と即答で却下した出来事を思い出しました。「カワウソを飼いたい!」と言われて、「ごめん、うちではちょっと難しいな…」となりましたね(笑)。上の子は、おたまじゃくしもそうですが、生き物が大好きで。かえるやみみずなんかも平気で触るんですよ。僕も子どものときは平気だったんですが、大人になった今はもう触りたくはないですね。
でも、そういう、僕たち大人が忘れている、自然の生き物をかわいがる気持ちとか、いつもの何気ない道でもどんどんおもしろいものを見つけて遊びに変えていくような子どもならではのマインドって、なるべく大事にしてあげたいな…と思っています。
お話・写真提供/DAIGOさん 撮影/中田陽子[マエティコ] スタイリング/林 峻之 ヘア&メイク/中島康平 取材・文/渡辺有紀子、ひよこクラブ編集部
「GSH」とDAI語も交えつつ、2人のお子さんの様子や子育てで大切にしていることなども語ってくれたDAIGOさんでした。
DAIGOさんのInstagramでは、日々の活動報告のほかに、子育てのエピソードを公開することも。ぜひcheckしてみて!
続きを読む
DAIGO(ダイゴ)さん
PROFILE
1978年生まれ、東京都出身。2003年にDAIGO☆STARDUSTとしてメジャーデビュー。2007年には3人組ロックバンドBREAKERZを結成し、タレントとしての活動もスタート。現在はミュージシャン、タレント、俳優とマルチに活躍中。
記事一覧に戻る