たまひよ

2022年に3人の子どもと一緒にパリで生活することを選んだ、俳優の杏さん。パリと東京との二拠点生活を送りながら、ドラマや映画、バラエティ番組への出演、そして130万人が登録するユーチューバーとしても活躍しています。そんな杏さんが2026年3月にフランス・パリでの子育てのきっかけとなった旅のことと、日々のことをつづったエッセイを2冊同時に出版しました。杏さんに、双子・年子を育てる毎日で感じていることや、子育ての合間に楽しんでいることについて聞きました。
全2回のインタビューの後編です。


「生まれたときから遊び相手がいる」双子育児の魅力



――2016年に双子の女の子を出産されています。双子のママとして「これは双子でよかった」と思うことはありますか?

杏さん(以下敬称略) いちばんは誕生したときから遊び相手がいる、気持ちをわかち合える存在がいるということだと思います。これは親としてはとっても楽です。フランスで暮らすことになったときも、フィンランドでのロケに子どもたちを同行して3カ月間生活したときも同じ気持ちの人が自分の横にいるということは、やっぱり心強かったと思います。

――双子の女の子たちには「長女」、「二女」の区別はしていないと聞きました。

杏 戸籍上の「長女」「二女」はありますが、本人たちにはあえて「あなたはお姉ちゃん」、「あなたは妹」とは話していません。「あなたたちは双子だから一緒だよ」と話しています。だからまわりの大人にも話していません。同じ日、ほぼ同じ時間に生まれても少し早いだけで「姉」、「妹」と役割を与えてしまうのはちょっとな、と感じたのでそうしています。

――杏さんがお仕事で日本に行かれるときも双子ちゃんと弟君の3人で協力してくれていますか?

杏 普段はけんかもしますが、私が日本への出張でいないときはきょうだいで話し合って気がまぎれる部分は確実にあると思います。


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