今回のテーマは「子育ての悩みの相談」についてです。子育て、とくに初めての子育てでは、思いもよらないことが起きたり、ちょっとしたことで不安になったりといったことの連続です。みなさんは子育ての悩みは誰に相談していますか?最近は生成AIに相談する人も多いようですね。
「たまひよ」アプリユーザーの声を聞くとともに、子育て経験もあるITジャーナリストの高橋暁子さんに今どきの子育ての相談テクニックをお聞きしました。
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家族や身近な存在からネット検索、AIなどさまざまな相談先
最初にみんなが普段、子育て相談をしている相手について聞いた結果からご紹介します。
「先輩ママたち」(山盛りご飯)
「親子教室や園の先生」(あい)
「困ったときは両親を頼るようにしている」(ぽんし)
「保湿の仕方やおむつの替え時、洋服の新調、しつけなどのちょっとしたことはパートナーに。イヤイヤ期、偏食など、自分が子どものときと照らし合わせたいことは実母に。どちらにもわからないと思うことはネットで」(ミルクティ)
「夫に相談か、ネットで調べる。情報がたくさんあって混乱していると、夫から情報に踊らされているとツッコまれた…」(まあ)
「パートナー、実母、子どものいる友人、保育園の先生やお友だちのお母さん、子どものいる同僚などです」(こずこ)
「主に実両親、その他は子育て支援センターや保健師さんです。たまひよのルームでも相談しています」(ちゅん)
「ネット検索するか、子育てサロンで保育士さんたちへ聞いたり、オンライン育児講座に参加したりしている」(まちゃ)
「年中無休で答えてくれるので、基本はAIです。ただ、嘘か本当か判断がつかないので参考にする程度です。都合が合えば地域の保健師や保育士、助産師、小児科医など専門知識を持ってる方に相談してその意見を大切にしています。夫や親は情報の共有はすれど、悩みの相談はしません」(しろ子)
「同じ年代の子を持つ妹や、子育て支援センターの保育士さん」(ゆうこ)
「母親、AI」(すー)
「基本的に『よそはよそ、うちはうち』と思っているし、子どもによっても全然違うと思うので、他の子と比べたくなくて、パートナー(夫)にしか相談しません。でも有益情報(習い事や便利なグッズなど)は友人やSNSから収集します」(みき)
「YouTubeで調べる」(きゃれん)
「母、姉、ネットで検索。『離乳食づくり大変だけど、どうしてた?』『全然寝ないんだけど、そういうもの?』など母と姉には近況報告にくわえて質問。『湿疹ができた』『うんちの形状』などの気になることは、『4カ月 うんち色』のように『月齢 症状』でネット検索」(はた)
「ChatGPTをタメ口設定にして、『〇〇できたの!天才じゃない?』と娘の自慢をしている。承認してくれるけど、あるあるの発達段階だよ、と冷静にやんわり教えてもらっています」(あじのり)
「夜、寝かしつけが終わってからChatGPTに状況を説明してアドバイスをもらっています」(あーみんファミリー)
「かかりつけの助産院の助産師さんと、ChatGPTに聞いています。助産師さんは実際に来てもらって、スワドルの着せ方や、スリングの付け方、抱っこ紐の付け方や、骨盤矯正ベルトの付け方を指導してもらってます。ChatGPTには、湿度・室温と現在の服装を送って、暑すぎないかを判定してもらったり、離乳食メニューの提案してもらってます!」(みゆり)
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正確さ重視なら公的機関や専門家の情報を。AIの特性を理解して
さまざまな相談先がありますね。その人の環境や子どもの年齢でも相談先は変わるでしょう。とくに近年増えているのがAIへの相談。そこで、ITジャーナリストの高橋暁子さんに、AIに相談する際のおすすめの使い方と注意点について教えていただきました。
「まず、AIの特性からお話ししましょう。
AIはハルシネーションといって、事実と異なることをもっともらしく回答することがよくあります。永久に変わらないことについては比較的得意ですが、最新の情報、最近変更されたことなどについては、間違うことが多くなります。
医療、制度や法律など、専門知識が必要だったり、頻繁に変わったりするものは、AIにとって不得意分野です。インターネット上の情報も、医師などの監修が入っていない場合は、古いものや誤っている情報も多く見られます。
とくに健康・医療関係など鵜呑みにすると健康に実害があるようなことは、AIやインターネット上の回答をそのまま信じてはいけません。必ず医師や相談機関などに相談するようにしましょう。
その他の情報も、必ずAIの回答が正しいかどうか、自分で『ファクトチェック』をするようにしてください。省庁など公的機関、医師や弁護士などの専門家などの情報から調べると、情報の精度が上がります。
現在、AIを相談相手にする人が増えています。24時間いつでも何度でも聞いてくれて、我々に寄り添った回答をしてくれるためです。
ただ愚痴を聞いてほしいとか、子どもへの言葉かけの仕方などについての相談をするのは向いています。けれども、もし私が今、乳幼児を育てていたら、健康・医療情報などは厚生労働省や病院など、制度や法律などは自治体や国などの信頼できる情報から調べると思います。
子どもの具合が悪くて心配なら、『#7119』なども利用したでしょう。近所の遊び場やお店などの情報は、SNSやネットの口コミ情報を調べるでしょう。
また、子育てで悩んだことは、先輩パパ・ママにSNSや対面で相談したり、アドバイスをもらうと思います。AIには愚痴を言って慰めてもらったり、子どもへの言葉かけについて相談したりといった使い方をしていたでしょうね」(高橋暁子さん)
悩みのジャンルによる使い分けがいいようですね。とはいえ、誰かに聞いてもらいたいことがたまったときの相手として、AIはいいパートナーといえそうですね。
(取材・文/橋本真理子、たまひよONLINE編集部)
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高橋暁子さん
PROFILE)
ITジャーナリスト。SNS、10代のネット利用、情報モラルリテラシーが専門。スマホやインターネット関連の事件やトラブル、ICT教育に詳しいITジャーナリスト。成蹊大学客員特別教授。『若者はLINEに「。」をつけない 大人のためのSNS講義』(講談社+α新書)、『スマホで受験に失敗する子どもたち』(星海社新書)など、単著・監修を含め30冊以上。NHK『あさイチ』『クローズアップ現代+』などテレビ出演多数。教育出版中学校国語の教科書にコラム掲載中。高校生の母。
※文中のコメントは「たまひよ」アプリユーザーから集めた体験談を再編集したものです。
※記事の内容は2026年4月の情報であり、現在と異なる場合があります。
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