2026年7月、第1子となる男の子の誕生を公表した、みちょぱこと池田美優さんと夫の大倉士門さん。出産に立ち会った大倉さんは、長年一緒に過ごしてきた妻の「見たこともない姿」に驚いたといいます。妊娠報告のサプライズから、出産の瞬間に感じた思い、息子の誕生で変化した夫婦関係について聞きました。全2回のインタビューの前編です。
突然の妊娠報告。プレゼントの箱に入っていたのは…
――池田美優さんと7年の交際を経て2022年に結婚した大倉さん。将来的に子どもをもつことについてどんなふうに考えていましたか?
大倉さん(以下敬称略) 僕自身、子どもが大好きですし、妻とは結婚前から「子どもはいつか欲しいね」と話していました。「子どもにはこんな名前をつけたいね」という話もしてましたけど、授かりものですから、いつ来てくれるかはわからないので。だから妊娠がわかったときは本当にうれしかったです。
――妊娠がわかったとき、美優さんはどんなふうに知らせてくれたんですか?
大倉 関西の仕事から戻った日、帰宅すると妻に「プレゼントがあるから、開けてみて」と言われて、サングラスの箱を渡されたんです。箱を開けてみると中に入っていたのは、あの、妊娠をチェックできる細長いものでした。赤っぽい陽性の印が出ていて、とても驚きました。
驚いたしうれしかったのと同時に、やっぱり!という気持ちも。実はそのころ「近いうちに赤ちゃんが来てくれる気がするな〜」と感じていたんです。妻からのうれしい報告を受けて、これからどんな毎日になるんだろう、と楽しみな気持ちが一気にふくらみました。
――妊婦健診はどうでしたか?
大倉 最初の健診から、全部一緒に行きました。エコー写真に写る赤ちゃんは、最初はすごく小さいのにどんどん大きくなって、しだいにエコーのモニターにも収まらなくなっていく。そんな成長を目にするのは楽しかったです。妊娠初期とその後ではエコー検査の方法も変わるし、健診で目にするものすべてが新鮮で、貴重な経験でした。
産婦人科の待合室では、妊婦の皆さんがおなかを大事そうに包むように触っていて、「僕たちもついにここに仲間入りしたんだな」という実感もありました。毎回の健診の日が楽しみでした。
続きを読む
赤ちゃんの性別は、まさかの先生のひと言で
――赤ちゃんの性別はいつ聞きましたか?
大倉 妊婦健診にはいつも一緒に行っていたので、先生にはもともと「僕には性別は言わないでください」と伝えていたんです。性別がわかるようになったころにまず妻だけが教えてもらって、僕にはヒミツにしておいて、その後ジェンダーリビールケーキで教えてもらう予定でした。
でもある日の健診中に、先生が「男の子でしたよね〜」ってつぶやいたんですよ(笑)。僕たちは2人とも知らなかったので、「えっ!?」 「男の子なんですか!?」って。先生も「あれ、言ってなかったでしたっけ?」って。完全にネタバレでした(笑)
――思いがけないサプライズでしたね。
大倉 ですよね(笑)。でも、そのときの僕の顔を見ていた妻にあとから「すっごいうれしそうな顔してたよ」と、言われました。もちろん男女どちらでもよかったんですけど、僕はできれば男の子がいいな〜と思っていたんです。僕は幼少期から父のことが大好きで、もし男の子なら、父と僕のような関係になれたらいいな、って。だから先生の言葉を聞いた瞬間はすっごくうれしかったです。
――妊娠中の美優さんの様子はいかがでしたか?
大倉 妊娠がわかってから、妊婦さんの体調の変化についていろいろ自分でも調べたし、周囲から話を聞いたりして、つわりでとても大変な人がいることは知っていました。幸い、妻はそこまでつわりが重くなかったようです。
体調がつらいなかでバラエティー番組やロケの収録の仕事をこなすことって、本当に大変なんです。同業だからわかります。妻の場合は仕事への影響も少なくて済んだので、僕たちは「親孝行な子だね」ってよく話していました。
続きを読む
11年一緒にいて初めて見た妻の姿
――出産に立ち会ったそうですが、どんなことが印象に残っていますか?
大倉 僕は毎週3日間、関西での仕事があるんです。できれば東京にいるときに生まれてほしい、と思っていました。ちょうど東京にいる日、自宅で陣痛が始まったようだったので、病院に連絡して一緒に向かい、そのまま出産に立ち会いました。タイミングが本当によかったです。
印象的だったのは、妻の表情です。11年ほど一緒に過ごしてきた妻が、見たことのない顔、聞いたことのない声ですごく苦しそうにしながらも頑張っていました。僕はなんとか力になりたくても、自分はその痛みを代わってあげられないことが、もどかしくてたまりませんでした。
――出産後、美優さんにどんな言葉をかけましたか?
大倉 心からの「すごいな」「ありがとう」「お疲れさま」です。本当にその言葉しかありませんでした。
僕はへその緒を切らせてもらったんですけど、切った瞬間にへその緒から少し出血したのを見て、「こうやってお母さんと赤ちゃんがつながっていたんだな」と、母子のきずなの神秘を感じました。
――赤ちゃんの誕生にどんなことを感じましたか?
大倉 正直に言うと、もっと自分は感動すると思っていたんです。涙もろいタイプなので、出産に立ち会って赤ちゃんが生まれたら号泣するんだろうなって。でも、実際に息子が生まれたときには、感動だけじゃなくて、もっと不思議な気持ちでした。
「今日からこの子の父親なんだな」と思う一方で、「何かが終わったんだな」という感覚もありました。息子の誕生が、自分にとってすごく大きな転機のように感じたというか・・・。産後の処置をしてもらっている妻の隣で、生まれたばかりの息子を抱っこして、その顔を見ながらしばらくずっと考えていました。「この子はどんな未来を生きるんだろう」「僕たちはこの子に何をしてあげられるだろう」って。大きな覚悟のような感情だったと思います。
いつもは週3日の関西の仕事は、行ったらそのまま関西に滞在しているんですが、出産直後は毎夕東京に帰って、病院に面会に行きました。
続きを読む
子どもが生まれて、夫婦がもっと仲よくなった
――赤ちゃんの誕生で、夫婦関係に変化はありましたか?
大倉 妻の妊娠中、知り合いの先輩パパたちから「子どもが生まれたら、奥さんのいちばんが士門じゃなくて子どもになるから寂しくなるよ」と聞いていたんです。結婚する前からずっと、僕たちはお互いがお互いにとってのいちばんだったから、そう聞いて少し不安でした。
でも実際は全然違いました。息子が妻のいちばんになったのではなくて、僕たち夫婦にとってのいちばんがもうひとつ増えたんだなって。僕たち2人に共通の新しい目標ができて、2人の新しい人生が始まったんだと思います。感じていた不安は現実にはならなかったし、夫婦仲もむしろよくなりました。
――さらに夫婦仲が深まったんですね。
大倉 はい。子どもが寝たあとの夫婦の時間も大事にしていますし、子どもの話だけじゃなく仕事の話も趣味の話もします。それは、妻が僕に寄り添ってくれているからだと思います。子育ては大変なことももちろんいろいろあるけれど、子どもが生まれてから毎日がもっと充実して楽しくなりました。
新しい家族ができたことで幸せが増えたと同時に、自分を育ててくれた家族も、より大切な存在になったし、両親への感謝も以前よりずっと強くなりました。 僕たち夫婦も親からもらった愛情と同じくらいのたくさんの愛情を注いで、この子を育てていきたいと思っています。
お話・写真提供/大倉士門さん 取材・文/早川奈緒子 編集・構成/仲村教子(entente)、たまひよONLINE編集部
妻の美優さんのことは「み」と呼んでいるという大倉さん。出産を経て、夫婦の絆はさらに深まったといいます。では、実際に子育てが始まってからの毎日はどう変わったのでしょうか? 週3日は関西で仕事をする大倉さん。
後編では、みちょぱさんとの育児の分担や、仕事と子育ての両立、父親になって気づいた自身の変化について聞きます。
続きを読む
大倉士門さん(おおくらしもん)
PROFILE
1993年生まれ、京都府出身。ファッション誌のモデルを経て、現在はタレント・俳優として、バラエティ番組など幅広く活躍。2022年10月にモデル・タレントのみちょぱこと池田美優さんと結婚。2026年7月に第1子となる男の子が誕生。京都府京田辺市PR大使も務める。
●記事の内容は2026年11月当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
記事一覧に戻る