「そろそろ不妊治療を…」と考え始めたものの、クリニック選びに困っている方が多いのでは?そこで『妊活たまごクラブ』編集長が、それぞれ特長が異なるクリニックを訪問し、取材しました。ぜひ、参考にしてみて!
今回は、「21時まで診療」と「最短の待ち時間」で仕事との両立をサポートしている「ORINAS ART CLINIC」院長の上條慎太郎先生にご回答いただきました。
クリニックごとに、方針も設備も異なります「『不妊治療クリニック』へ突撃取材!」 Vol.2
※この記事は、「妊活たまごクラブ 初めての不妊治療クリニックガイド 2026-2027」からの抜粋です。
続きを読む
☆Keyword
●午後から夜まで診療で働きながら通院しやすい
●予約も会計も1つのアプリで完了
●最新の設備で不妊治療をサポート
【Q】クリニックの初受診は緊張しますが、何か工夫されていますか?
【A】大切にしているのは適切で無駄のない治療、通院ストレスを減らすこと
■上條慎太郎 先生(以下、上條先生)「『大学病院の診療の質を、通いやすいクリニックで』という考えのもと、ITを活用して予約や診療時間による通院負担の軽減に取り組んでいます。痛みや不安にも可能なかぎり配慮し、安心して治療を続けられる環境づくりを大切にしています。」
続きを読む
【Q】「痛みの少ない治療」とは、どういうことですか?
【A】痛みを少しでも和らげることで治療を前向きに続けてほしい
■上條先生「採血もあり、多かれ少なかれ痛みを伴うのが不妊治療。そこで、採卵では静脈麻酔を標準で使用し、ほとんどの方が痛みを感じることなく、終わるようにしています。さらに、正確かつスピーディーに処置することで体への負担を最小限に。『採卵は怖い・痛い』というイメージを和らげ、安心して治療に臨めるようにしています。」
続きを読む
【Q】仕事と両立できる通院環境について教えて!
【A】夜間診療の充実や待ち時間の短縮で治療のために仕事をやめることがないよう体制を整えています
■上條先生「平日は午後から21時まで診療。午前中に仕事を済ませてから通院できる体制を整えています。また、予約をはじめ問診や検査結果、同意書はアプリで管理。オンラインでパートナーとも共有できるため、とても好評です。会計も後日会計でキャッシュレス。検査結果を聞いたあとの支払い待ちがないため最短で帰宅できます。」
続きを読む
【Q】最新の培養器を導入されているそうですね
【A】妊娠の可能性を上げるためにできるかぎりのことをしています
■上條先生「培養室にはカメラ付きのタイムラプス培養器も導入。最適な温湿度が保たれた培養器から、受精卵(胚)を出さずに一定間隔で自動撮影しています。胚へのストレスを抑えつつ、細胞が分割するタイミングなど、発育状態の確認が可能。最新設備と培養技術を生かし、妊娠の可能性を高める環境を整えています。」
続きを読む
【Q】希望を聞くことや対話を重視しているとか。そこにはどんな思いが?
【A】不妊治療は医師が一方的に治療方針を決めるものではないと思っています
■上條先生「『痛みが苦手』『なるべく自然な形で妊娠したい』『今月は採卵が難しい』など、一人一人、希望や事情があるはず。その都度、治療内容や選択肢を丁寧に伝えて『わからない』を減らすことで治療も続けやすくなると思います。そのため、対話を重視し、不安なく通い続けられる環境づくりを心がけています。」
続きを読む
【編集長check!】院長がエンジニア資格を持ちアプリやシステム開発も!
上條先生はエンジニア資格を取得し、院内システムの開発経験があるそう。
待ち時間の短縮など診療現場の課題を自らの手で改善できるのは、医師としては珍しく、当クリニックの強みだなと感じました。
医療とIT、両方の視点を生かし、通いやすいクリニックを実現していってほしいです。
●上條慎太郎 先生
続きを読む
●撮影/合田和弘
●イラスト/丹下京子
●構成・文/飯田由美(BEAM)
※本誌掲載の内容は2026年8月19日現在のものです。以降変更されることもありますので、ご了承ください。
▼『妊活たまごクラブ 初めての不妊治療クリニックガイド 2026-2027』は、は、妊活から一歩踏み出して、不妊治療を考え始めたら手に取ってほしい1冊
記事一覧に戻る